どーも!がるしーです
普段小説をあまり読まない僕ですが、唯一作家さんに惹かれて読み続けているのが伊坂幸太郎さんの作品です
どの作品も読んでいて吸い込まれるような世界観と、予想をはるかに上回るテンポの良いストーリー展開がおもしろいんですよね
「ゴールデンスランバー」の映画を見て映像化するとこんなに面白いのかと思いました
そこで今まで映画化されている「伊坂幸太郎」映画化作品の最新一覧とオススメ映画ベスト5をご紹介します!
伊坂幸太郎の映画化作品一覧
今まで映画化された作品と、2018年映画化決定した作品合わせて12作品の一覧です
公開 | タイトル |
2006年 | 陽気なギャングが地球を回す |
2006年 | CHiLDREN チルドレン |
2007年 | アヒルと鴨のコインロッカー |
2008年 | Sweet Rain 死神の精度 |
2009年 | フィッシュストーリー |
2009年 | 重力ピエロ |
2009年 | ラッシュライフ |
2010年 | ゴールデンスランバー |
2012年 | ポテチ |
2014年 | オー!ファーザー |
2015年 | グラスホッパー |
2018年冬公開 | アイネクライネナハトムジーク |
有名なのはやっぱり「ゴールデンスランバー」「重力ピエロ」あたりではないでしょうか
2015年に公開された「グラスホッパー」も話題になりましたが、ついに3年ぶりに新作映画が公開発表されましたね!
2018年冬には伊坂幸太郎が初めて書いた「恋愛小説」である「アイネクライネナハトムジーク」が映画化決定しています
伊坂幸太郎オススメ映画化作品ベスト5!
第5位 アヒルと鴨のコインロッカー
大学入学のために単身仙台に引っ越してきた19歳の椎名(濱田岳)はアパートに引っ越してきたその日、奇妙な隣人・河崎(瑛太)に出会う。
彼は初対面だというのにいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。
彼の標的はたった一冊の広辞苑。
そして彼は2年前に起こった、彼の元カノの琴美(関めぐみ)とブータン人留学生と美人ペットショップ店長・麗子(大塚寧々)にまつわる出来事を語りだす。
過去の物語と現在の物語が交錯する中、すべてが明らかになった時、椎名が見たおかしくて切ない真実とは・・・。
伊坂幸太郎の5本目の長編作品
この作品はストーリーの繋がりがおもしろく、見ていて絶対にダマされます
そして最後にタイトルの意味がわかってそういうことかー!でスッキリします笑
シリアスなストーリーですが何回も見たくなるような作品です
第4位 グラスホッパー
闇の中で、出会うはずのない哀しみが今、交錯する―
グラスホッパー(=トノサマバッタ)は密集して育つと、黒く変色し凶暴になる。人間もしかり…。ここは世界有数の人口過密都市、東京・渋谷。
真っ黒に染まった凶悪な街の住人たちは、渋谷スクランブル交差点で起きたある事件をきっかけに気弱で心優しい草食男を一斉に標的とする。「元中学校教師」鈴木。
鈴木がこの場違いな黒社会に身を置く目的は、たったひとつ。殺された婚約者の復讐のためだった―。
組織に追われながら、あの夜の真実に迫っていく鈴木。そこに「憂える自殺屋」鯨と「若き殺し屋」蝉、圧倒的な力を持ちながら闇の中でもがく彼らの生き様が交錯する。果たして鈴木は、目的を果たし、この世界から抜け出せるのか?
『グラスホッパー』は映画「脳男」の瀧本智行監督と主演の生田斗真のタッグを組んでいるということもあり、作品としても似ているかんじがします
ただ結構ネットでは評判が良くないんですよね…
映像化が難しいと言われていた作品でしたので、原作を読んでいた僕からすればうまく再現されていると感じました
第3位 重力ピエロ
遺伝子研究をする兄・泉水と、自分がピカソの生まれ変わりだと思っている弟・春。そして、優しい父と美しい母。平穏に、陽気に過ごすこの家族には、辛い過去があった。
兄弟が大人になった時、事件は始まる。謎の連続放火事件と、火事を予見するような謎の落書きの出現。落書きと遺伝子暗号の奇妙なリンク。春を付け回す謎の美女と、突然街に帰ってきた男…。
すべての謎が解けたとき、家族の“謎”が明らかになる―
ものすごく重いテーマのストーリーですが、ミステリーや家族愛にあふれたとても面白い作品です
父親役の小日向文世さんの言葉で胸に刺さるセリフがとても多い
「俺たちは最強の家族だ」
「楽しそうに生きていれば地球の重力なんて消してしまえるんだ」
そんな言葉にすべてが集約されている映画です
第2位 ゴールデンスランバー
なぜ!誰が!何のために!
首相暗殺犯に仕立てられた無実の男の大逃亡劇
絶望の逃亡者を誰が救えるのか……。
身に覚えのないまま、見えない巨大な力によって首相暗殺事件の犯人に仕立て上げられた青柳は、厳戒な警備網が敷かれた仙台市内を二日間にわたって逃げ続ける。
なぜ一般市民の青柳に濡れ衣が着せられたのか?という疑問を解決する術も余裕もない。
生きるために逃げる青柳の逃亡劇を軸に、青柳の人生に関わってきた人々が、さまざまな距離感で描かれる。
この作品は映画化して大成功だと思える作品の1つです
仕立て上げられた犯人として逃亡する中でも、持つべきものは友人たちからの『信頼』だと改めて実感させられます
そして堺雅人も香川照之も役にぴったりハマっていて、やっぱりこのコンビはいいなと思いますよ笑
第1位 フィッシュストーリー
1975年 早すぎたパンクバンド「逆鱗」は世間に理解されないまま解散へ向かおうとしていた。彼らは最後のレコーディングで「FISH STORY」という曲を演奏する。
1982年 気の弱い大学生は「FISH STORY」の間奏部分に「女性の悲鳴が聞こえる」という噂を聞く。さらには出会った女性に「いつか世界を救う」と予言され・・・。
2009年 修学旅行中に眠り込んでフェリーに取り残された女子高生は「正義の味方になりたかった」コックと出会う。その直後、二人はシージャックに巻き込まれる。
2012年 街が静まり返るなか、営業中のレコード屋の店長は「地球が滅亡する日でも好きなレコードを聴いていたい」と、「FISH STORY」に耳を傾けている。
「FISH STORY」という曲の間奏には、なぜ1分間の無音部分があるのか?
果たして、2012年地球は滅亡してしまうのか?
時空を超えてすべてがつながった時、想像を超える爽快なラストがおとずれる!!
この映画は1975年、1982年、2009年、2012年と各時代でストーリーが展開がしていきますが、バラバラだった話が最後に1つキレイにまとまって衝撃のラストを迎えます
この映画を見ると伊坂幸太郎は話の作り方がホントにうまいと感じますね
忘れた頃にまた見たくなっちゃいます!
たとえ今の自分が評価されていなくても、何十年後に誰かの役に立っていればいいと思えるようなそんな作品です
以上伊坂幸太郎のオススメ映画化作品ベスト5でした!
2018年冬公開の最新作「アイネクライネナハトムジーク」
そして今年の冬に最新の映画化作品が発表されました
3年ぶりの伊坂幸太郎作品の映画化です
主演は三浦春馬、監督は今泉力哉監督で伊坂幸太郎唯一の恋愛小説ということで今からとても楽しみですね!
ではでは