どーも!がるしーです
そろそろ梅雨の時期ということもあり、夏にかけて夕立や雷が多くなる季節がやってきますね!
イギリスではものすごい大規模な落雷があったそうで、日本でも話題になりました
土曜の夜、イギリスの南部で4時間のうちに約15000回の落雷が記録されるという壮大な雷雨が発生
— 鳥@FGO (@FGO424) 2018年5月28日
多くの人たちがその様子を撮影し話題に
(https://t.co/bLQMMK2MdG)
動画はその中でも特に話題になっている
雷が地面から雲に昇る"雷樹"と呼ばれるものが撮影されたもの
(https://t.co/slYjfVweVh) pic.twitter.com/O8LVlyjyMZ
この動画は「雷樹」といって雷が上に登ってまるで木のように枝分かれしていく様子が撮影されています!
今回この動画で初めて「雷樹」という言葉を知りましたし、初めて見る現象でした
これさ
めっちゃかっこよくない?笑
いや目の前で見たらかっこいい!とか言ってられないぐらい恐ろしいんだろうけど
動画で見る分にはものすごい幻想的な現象ですよね
この「雷樹」は日本でも見られる気象現象で、一般的ではないものの異常気象ではなく条件さえ整えば見ることができるようです!
日本で「雷樹」を見るには?
よっしゃ!これから雷の多い季節だから見れるかも!って思っていたんですが
どうやら「雷樹」は冬の日本海の一部地域でのみしか観測できないみたいですね…
ではなんで上にあがっていく雷は冬の日本海限定なんでしょうか?
「雷樹」上にあがる雷が起きる仕組みについて説明するよ!
まずは雷についてちょっと説明!
大まかにいうと大気中の氷の粒がぶつかりあって出来たでっかい静電気が地表に放電するのが雷という現象ですね
次に仕組みですが
その膨れ上がった静電気がマイナスからプラスに流れることで、落雷や放電が発生するのが雷の仕組みです!
ここまで分かればあとは何故上にあがる雷が起きるのかというと
夏の場合は入道雲(積乱雲)のように背が高い雲なので雲の下にマイナスの電荷
逆の雲の上側にプラスの電荷が溜まってくるんですよね
そうすると高く伸びた雲の中でマイナス電荷は地面にあるプラスの電荷の方が近いため上から下に落雷があるんです
そして冬の場合、冬の日本海側ではシベリアからの寒い空気が来ることにより上昇気流が発生するんです
上空では強風が吹いて雲の形が崩れて横に傾いていくためプラスの電荷が地面にあるマイナス電荷と近づくため逆に下から上に向かう雷が発生するというわけですねー
絵があると分かりやすいですね!
なるほどこれなら上に登っていく雷が冬の日本海にしか見れない理由がわかります
「雷樹」の動画を集めてみたよ!
ここまできてせっかくなんで「雷樹」の動画でも見ていってください笑
たぶん実際に見るにはかなりの条件が必要みたいなので、せめて動画でお楽しみを!!
一度でいいからこの目で見てみたいですね!
ではでは