©2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
8月3日に公開になった映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄~』
入場者プレゼントの超豪華特典コミックス「僕のヒーローアカデミア Vol.Origin」がほしかったのもあり、さっそく劇場で見てきました!
ヒロアカの映画めっちゃ面白かったわー!
— がるしー@はてなブログ (@garusi1105) 2018年8月4日
もう一回見に行きたい(*´∇`*) pic.twitter.com/XIlvR2K86q
見終わったあともう1度すぐ見に行きたくなるほど面白かった!!
初の映画化にしてはかなりの出来栄えなんじゃないでしょうか
作画もものすごく良いし、何より1年A組メンバーの映画でしか見られないような共闘シーンなど原作ではなかった組み合わせがあってファンにとってはぜひ見てほしい作品だと思いました
というわけで
以下ネタバレありの感想・考察となります!
映画ヒロアカの「あらすじ」を振り返る
まずはざっとあらすじを振り返ってみましょう
ネタバレありなのでご注意ください
白熱の期末試験が終わり、夏休みの林間合宿を控えた雄英高校メンバー。
デクとオールマイトは、ある人物からの招待を受け
海外に浮かぶ巨大人工移動都市≪I・アイランド≫を訪れていた。
世界中の科学研究者たちの英知が集まったまさにサイエンスハリウッドのような島で
個性やヒーローアイテムの研究成果を展示した≪I・エキスポ≫が開催される中
デクは”無個性”の少女・メリッサと出会う。
メリッサに、かつて同じ”無個性”だった自分を重ね合わせるデク。
その時、突如
鉄壁のセキュリティを誇るアイランドの警備システムが敵(ヴィラン)にハッキングされ
島内すべての人間が人質に獲られてしまう!いま、ヒーロー社会の構造を揺るがしかねない【ある計画】が発動する――!
ストーリーは映画オリジナルの地「巨大人工移動都市≪I・アイランド≫」で物語は展開していきます
そこでは≪I・エキスポ≫という最新のヒーローアイテムを展示したり、研究結果を公開している「万博」のようなものが行われていました
その≪I・エキスポ≫のプレオープンにオールマイトが招待され、付き添いで緑谷が参加することでこの物語はスタート
招待したのは「メリッサ・シールド」という映画オリジナルキャラクター
父であり世界的な科学者「デヴィット・シールド」の研究がひと段落したことで、そのお祝いのプレゼントにと父のアメリカ留学時からの親友「オールマイト」を招待したわけですね
その晩のレセプションパーティー中に突如≪I・アイランド≫がヴィランに乗っ取られてしまいます
システムをハッキングしたことで警備システムはヴィランの手中になり、島全体の一般人がすべて人質になってしまうんですね
世界中の科学者が集まる巨大人工都市というだけあって警備システムは「特殊刑務所タルタロス」と同レベル、ただ堅牢な警備が乗っ取られたため逆効果になってしまいます
ただこのヴィラン乗っ取り事件は「デヴィット・シールド」の助手サムが計画した偽の事件
彼の計画では偽のヴィランが襲撃しているうちに過去に自分たちが作った「個性増幅装置」を取り返すために仕組んだ芝居だったわけです
しかしその計画を利用したヴィラン「ウォルフラム」は本当に個性増幅装置を盗もうと計画するんですね
占拠された警備システムを制御しているのは≪I・アイランド≫の中心にある200階建てのシンボルタワー
この最上階にある制御システムを奪還することで緑谷たちが活躍するような映画となっています
映画ヒロアカの見どころ!
さてこんなストーリーとなっていましたが、見どころがいっぱいあります!
感想や考察を含めてご紹介していきますね
1年A組のメンバーは全員参加!
© 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
今回の映画ではどのキャラクターまで出演するのかすごく気になっていました
結論から言うと1年A組は全員この≪I・アイランド≫に来ています
ただ≪I・エキスポ≫プレオープンのレセプションパーティに招待されいるメンバー10名が主に活躍していました
「僕のヒーローアカデミア Vol.Origin」の表紙に描かれている10名ですね!
緑谷 出久(みどりや いずく)
爆豪 勝己(ばくごう かつき)
麗日 お茶子(うららか おちゃこ)
飯田 天哉(いいだ てんや)
轟 焦凍(とどろき しょうと)
上鳴 電気(かみなり でんき)
切島 鋭児郎(きりしま えいじろう)
耳郎 響香(じろう きょうか)
峰田 実(みねた みのる)
八百万 百(やおよろず もも)
プレオープンのレセプションパーティーには招待されていることが条件となっていました
緑谷はオールマイトの付き添い人ということで参加していましたね
爆豪は雄英体育祭の優勝者として招待されて、その付き添い人で切島も参加
八百万は父がスポンサー企業の株主なので招待されていて、あまったチケット2枚を1年A組女子でジャンケンして勝った2人の麗日、耳郎が付き添い人で参加していました
飯田はヒーロー一家である飯田家に届いた招待状を使い
同じく轟もエンデヴァーの代理人で参加していました
残る上鳴、峰田は≪I・エキスポ≫プレオープンのバイトに応募して来ていたところメリッサからチケットをもらい参加できたというわけですね!
そして残る1年A組メンバーは翌日の一般公開に備えてホテルに宿泊中でした
蛙吹・芦戸・葉隠が同じ部屋でウノをしている描写がありましたね
砂藤・瀬呂が同部屋で宿泊していて、障子・常闇も同じく行動を共にしていました
残る青山・尾白・口田はエンディングのスタッフロールにて描写がありましたが映画本編では見なったような気がします
制作初期の10名のメンバーには蛙吹がいた
実はこの映画の第1弾ビジュアルが解禁されたときにはこんな10名が描かれていました
©2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
後ろ姿のメリッサが映画オリジナルキャラクターなんだなーって当時は思っていましたが、一番右のキャラクターは耳郎ではなく蛙吹だったみたいですね
今回の映画オリジナルヴィラン「ウォルフラム」が索敵能力のあるヒーローを警戒していたところから、耳郎の個性「イヤホンジャック」が結構活躍していた気がします
シンボルタワー200階までヴィランに気づかれずにシステムを奪還するためには耳郎の個性が必要不可欠だったのかもしれません
ヴィラン「ウォルフラム」の個性「金属操作」
©2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
今回の映画オリジナルキャラクターであるヴィランの「ウォルフラム」
公式サイトでは個性「???」となっていましたが、映画入場者特典コミックス「僕のヒーローアカデミア Vol.Origin」に詳細が書かれていました
ウォルフラム
個性:「金属操作」
誕生日:7月4日
身長:200cm
ヒーロー社会の転覆を企む謎多き敵チームのリーダー
金属を自在に操る個性「金属操作」を持つヴィラン
デヴィットが開発した個性増幅装置を奪うため、強力するフリをしてデヴィットの助手であるサムに近づきました
この個性は金属を操って変形させて飛ばしたり相手を拘束したりしていましいたね
セメントスの個性「セメント」も同じような個性ですが、その金属版でしょうか
科学者の島ということもあり金属は見渡す限りありますもんね
この個性では最高のバトルフィールドだと思います
個性増幅装置を使ってパワーアップした描写は原作でいう死穢八斎會の知崎(オーバーホール)のような戦闘スタイルになっていました
死穢八斎會編も個性増幅が絡んでいますので、アニメ4期を意識しての作画だったのかなと思えたりします
オール・フォー・ワンも関係していた
© 堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
今回悪のブレーンである「オール・フォー・ワン」は出てこないのかなと思っていましたが、ウォルフラムに手を貸すをいう立場で描写がありました
そのためウォルフラムは個性「筋力増強」も持ち合わせるという強さを持っています
直接的な参戦はありませんでしたが、オールマイトの親友が悪事に手を染めるのを見た時の苦痛な表示を見たがっていましたね
バトルシーンの作画がとにかくすごい!
この映画の1番の見どころはバトルシーンでしょう!
作画がとても良くどのシーンもスルスル動いていました
若き頃のオールマイト vs ヴィラン
©2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
雄英高校卒業後に留学したオールマイトのアメリカでのヴィランとの戦闘シーンは鳥肌が立つほどカッコよかったです!
デヴィット・シールドも当時から科学者として有能で、オールマイトを完璧にサポートしていました
デヴィッドのメカも車になったり飛行機になったりと変形していましたし、ヴィランの攻撃を封じ込めるバブルみたいなものを発射したりと多彩でしたね
爆豪・轟 vs ヴィラン
©2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
個人的にめっちゃ嬉しかったのが爆豪と轟のヴィランとの共闘ですね!
普段対立しているふたりですが、映画では協力して戦っていました
あと切島に対して爆豪がデレるのがこの映画ならではの貴重なシーンだと思います!
オールマイト・緑谷 vs ウォルフラム
©2018「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
映画のラストで個性増幅装置を使ったウォルフラムとオールマイト・緑谷がタッグを組んで戦います
ふたりの息ぴったりの動きと、最後の「ダブルデトロイトスマッシュ」がかっこよかった!!
キャプテン翼のツインシュートみたいでしたね笑
1年A組女子のドレスコードがヤバい!
今回の事件はレセプションパーティー中に起こることもあって、衣装はみんなドレスコードなんですよね!
男性陣もカッコイイですが、女性陣がとにかくカワイイ!
八百万の衣装を借りた麗日と耳郎がハンパなく可愛いし、メリッサもメガネを外して超美人になっていました!
これは映画じゃないと見ることができなさそうなのでマジでオススメの見どころです
入場者特典コミックス「僕のヒーローアカデミア Vol.Origin」
映画の見どころとは別ですが、なによりこの入場者特典コミックス「僕のヒーローアカデミア Vol.Origin」が貰えるということがいち早く劇場に行きたかった理由です!
ヒロアカの映画めっちゃ面白かったわー!
— がるしー@はてなブログ (@garusi1105) 2018年8月4日
もう一回見に行きたい(*´∇`*) pic.twitter.com/XIlvR2K86q
この本は4つの見出しで構成されていて、
「プロローグ」「雄英キャラクターファイル」「ムービーキャラクターファイル」「エクストラファイル」の4つの項目があります
「プロローグ」は映画までのストーリー(アニメ2期まで)をざっと読むことができて内容を振り返るのにすごくいい資料となっていました
「雄英キャラクターファイル」は1年A組の各キャラクターのプロフィールや個性の説明などが書いてあります
あと各キャラクターのデザインはこの映画のレセプションパーティーの衣装なので見返すのにちょうどいいです!
あと「ムービーキャラクターファイル」は映画オリジナルキャラクターのプロフィールや設定資料、劇中にも出てきた各国のヒーローたちの資料からモブヴィランまで結構細かく書いてありました
映画を見終わった後に見るとまた見たくなっちゃいます…!
そして最後の「エクストラファイル」がヤバい!
内容は『ONE PIECE』の尾田栄一郎との対談、それから書き下ろしマンガ「オールマイト:ライジング」の2つですね!
対談の内容もすごいですが、最後の書き下ろしマンガはすごい貴重です
オールマイトの師匠でもある先代ワンフォーオール継承者「志村菜奈」が前回オール・フォー・ワンと闘った時の場面が少しだけ載っています
オール・フォー・ワンの素顔も出ちゃってるのでこれは間違いなくファンなら持っておきたいところですね!
まとめ:映画館の大スクリーンでのヒロアカは最高!
ホントにファンにはたまらない作品になっていました!
声優もみなさん上手でオリジナルキャラクターも違和感まったくありませんでしたね
いつものアニメ版ヒロアカと違って映画ならではの絡みもあったりするので
映画館で見ることができるうちに大画面でぜひご覧になって下さい!
原作をあまり知らない方は映画を見る前の予習方法をまとめた記事もありますので
笑いあり、感動ありのよく出来ている映画だったと思います
個人的には後半ほとんど力を使い切って個性の上限を超えた上鳴が
出てくるシーン終始アホになっていたのが笑いましたね!
エンディングの終わりには次回作の発表が無かったのですが、
ここから初映画の評価次第では次回作も考えられます
次回作はA組、B組ともっと多くのキャラクターを出してほしいかな!
楽しみにしています!
ではでは
別記事で全キャラクターの個性(能力)などをまとめてあります
良かったらぜひ参考にしてみてください!
アニメ4期が制作決定しました!
放送日を予想してみましたので合わせてご覧ください!
僕のヒーローアカデミアが好きな方にこちらの記事もオススメ!