どーも!がるしーです
先日『Microsoft』がデータセンターを海中に作るという「Project Natick」計画の海底ライブ映像を公開しました
このライブ映像が結構おもしろくて、装置に群がる魚がいっぱいいるし見ていて飽きないんですよ!
なんだか家に居ながら水族館の水槽を見ているようで面白かったので
本日はこのプロジェクトの詳細と実際のライブ映像をご紹介いたします
水冷システム不要、海中データセンター計画「Project Natick」とは?
毎日さまざまなクラウドサービスが展開されている現在において
「データセンター」の設置場所やランニングコストなどが問題になっているんです
高性能なデータセンターを作るには広大な土地が必要になりますし、建設日数も巨大な物であれば2年も要するうえ運用コストもかなり必要になるんですよね
そこでこれらの問題をうまく解決させるプロジェクトが『Microsoft』による海中データセンター計画「Project Natick」というわけです
出典:gigazine.net
陸上ではなく手つかずの海中にデータセンターを置くことで場所の問題はクリア
設置日数もわずか90日ですし世界中どこでも運用可能という利点もあります
そして水中に装置を置くことで海中に排熱して冷却効果を高めるので運用コストも下げることができるという点が上手く解決されているんですよね!
海中データセンターの記憶領域は「27.6PB」
今回この「Project Natick」でライブ映像が公開された筒状のデータセンターは
長さ12.2m、直径2.8mの本体の中に864機ものサーバー本体を格納しているようで
合計記憶容量が「27.6PB」もあるようです
何だか聞きなれない単位ですが、この単位は「ペタバイト」
ギガ、テラの上「ペタ」です
1ペタバイト=1000テラバイトなので
27.6ペタバイト=27600テラバイトということですね!
もうインフレしすぎてよくわかりませんが、
とりあえず2760万ギガバイトのサーバーだと理解しておきましょう
海中データセンターの「ライブ映像」がおもしろい!
「Project Natick」の実証実験の一環として海の底に沈められた海中データセンターのライブ映像を見ることができます
出典:natick.research.microsoft.com
僕が見た時には魚群がデータセンターを取り囲んでいました笑
ここに大型の魚が来るとサーッと散っていく小魚の群れを見ることもできましたよ
やっぱり海水を使って熱放出しているだけあって温かいんでしょうかね?
ものすごい群がり方をしています
ライブカメラは2台あるので、海中の色んな様子をみることができるかもしれません
公式サイトの上部「LIVE CAMERAS」から見ることができますよ!
夏休みに一度のぞいてみてはいかがでしょうか?
ではでは