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Googleマップを利用した『振り込め詐欺』リバースビッシングの対策まとめ

 

現在アジアを中心にGoogleマップを利用した『振り込め詐欺』が流行っているようです

 

今やどこに行くにも利用しているGoogleマップを悪用している詐欺ということで

自分がひっかからないように対策案をまとめてみました!

 

 

Googleマップを悪用した振り込め詐欺「リバースビッシング」

「リバースビッシング」とも呼ばれるこの詐欺は今までの振り込め詐欺とは違い

普段よく使う便利なシステムの裏をかいた方法で暗証番号を聞き出してきます

 

 

場所を調べるのに使うGoogleマップですが、調べたお店に電話をする際に

マップに表示されている情報欄から1タップで直接電話が掛けられてとても便利ですよね

 

そこを悪用した今回の詐欺はGoogleマップの情報を犯罪者側の電話番号に書き換え

被害者が自ら振り込め詐欺に電話してしまうという手口のようです

 

 

たとえば被害者はGoogleマップで銀行を調べて直接電話した際に

書き換えられた犯罪者側の番号に本物の銀行だと思い込み暗証番号を答えてしまうというわけですね!

 

このように犯罪者側が電話を待ち受けるため「リバースビッシング」と呼ばれています

 

 

Googleマップの情報修正は誰でもできるのか?

Googleマップには情報を訂正できるボタンがあるのをご存知でしょうか?

 

今回の詐欺の手口は企業やお店のオーナー以外にも

この修正ボタンが使えてしまうというところに欠点があると思います

 

 

では実際に他人でも修正できてしまうのか確認してみます!

 

Googleマップ

 

こちらは「Google合同会社」の場所を地図で調べてみたところです

地図の情報には場所の他に公式サイト・電話番号・営業時間などが記載されています

 

この欄の一番下には「情報の修正を提案」というボタンがありますのでクリック

 

 

Googleマップ2

 

するとこのように情報を書き換えるウィンドウが出てきます

ここでは自由にテキストを書き直すことが可能でした

 

今回の詐欺ではこの連絡先を犯罪者側の用意した電話番号に修正することが手口になっています

電話番号の部分を少しいじってみると

 

 

Googleマップ3

 

今までグレーになって触れなかった送信ボタンがアクティブになります

これで送信すれば「Googleに修正を提案」することが可能になります

 

 

そう修正を提案なので即時に反映というわけではなく

反映されるかどうかはGoogle次第なので100%成功するわけではないですが

ただこの案件が流行しているとなるとGoogle側もチェックしきれていないのが現状

 

そもそもこの機能をオーナー以外が使えなくさせるのが1番早い解決策なんでしょうが

Wikipediaのようにユーザーの力を借りていかに早く情報の品質を保つかを考えると

このボタンがあってもいいのかなと思ってしまいます

 

ただ悪用する人が間違った使い方をすればこういう被害が出てしまうんだなと実感しますね

 

 

今回のGoogleマップ「振り込め詐欺」の対策

この振り込め詐欺は本人が自ら電話してしまっているので騙される確率も高いようです

 

手口に引っかからないためにも対策として必ず

企業側の公式サイトで電話番号をもう1度調べるようにしましょう

 

Googleマップにある情報はそのままタップしてすぐに使えるのが便利なところですが

「Googleマップで調べた情報が100%合っていないかも」と思った方がいいですね

 

 

サービスとしてどうなのかと思ってしまいますが現状Googleが対策を取らない限り

なかなか被害が食い止められないので、めんどうですが自分の身は自分で守るのが最善です

 

日本でも増えてきそうなのでお気を付けくださいませ!

 

 

ではでは